大人向けのペン字教室を開いていると、非常によくいただく質問があります。
- 「おすすめボールペンはありますか?」
- 「高いペンの方がいいんでしょうか?」
実はこのご質問、ペン習字を始めたばかりの方にとって非常に重要なポイントなんです。
なぜなら、ご自身にボールペンを使ってしまうと、書くことが苦痛になり、苦手意識が強まってしまうことがあるからです。
それはもったいないですよね!
書きやすいボールペンを正しく選ぶだけで、綺麗に書けるだけでなく、書く楽しさを再発見することができます。
たくさんいただくご質問なので、今回は「教室で実際におすすめしているボールペン」をご紹介します。
これからペン習字を始めたい方、綺麗な文字を書きたいと思っている方の参考になれば嬉しいです!
ペン選定のポイント3つ!
数十本のボールペンを実際に試した上で、以下の3点を基準に絞り込みました:
- 発色の良さ:インクがしっかり出るか。筆跡が薄いと書きづらく、気持ちも乗りません。
- 滑らかな書き心地: ペン先が紙をスムーズに滑るか。ひっかかりがあると手が疲れます。
- 替え芯の入手性と価格:継続して使いやすいように、安価でどこでも買えることを重視しました。
🖋書きやすくておすすめのボールペン2選
1.SARASA(サラサ)|ZEBRA

発色・滑らかさ・コスパ、すべてにおいて高水準なゲルインクボールペン。
特に黒インクは濃く、文字がしっかり見えて、練習にも最適です。
また、クリップが挟みやすくていい感じです。
0.5mm・0.7mm・1.0mmと太さも豊富で、文字の大きさや用途に応じて選べます。
2.エナージェル|Pentel

インクの滑りがとても良く、書いた瞬間に乾く速乾性が魅力。
速乾なので左利きの方にも、安心してお勧めできます。
筆圧をかけずにくっきり書けるので、長時間の練習でも疲れにくいのも素敵です。
0.5mm・0.7mm・1.0mmと太さもラインナップも十分です。
ペンの太さ選びが上達のカギ🔐
ペンの太さは、書く行間の幅に合わせて選ぶのがコツです。
太さ | 向いている用途 |
---|---|
0.5mm | 細かい文字、狭い行間の文章 |
0.7mm | 標準的な文字サイズ、ノート記入 |
1.0mm | マス練習、宛名書き、大きな文字 |
たとえば、狭い行間に1.0mmの太いペンで書こうとしても、文字が潰れてしまい綺麗に見えません。
行間に合ったペン幅を選ぶことで、書いた文字が引き立ちます。
ポイントを押さえて、意識して書いていると事前と最適な太さがわかるようになってきます。
ちなみに、手帳などの特に狭いところに書く際は、PILOT「Juice up 03」がとても心地よくお勧めです。
おまけ:万年筆という選択肢も
ボールペンをご紹介してきましたが、筆記具として万年筆にはまた違った魅力があります。

万年筆の3つの魅力
- インクの色が豊富で楽しい:書くたびに気分が変わるのは万年筆ならでは。
- ペン先に弾力があり、独特の書き味がある:滑るように書ける感覚にハマる方も多いです。
- 持っている姿が美しい:所有欲を満たしてくれる、大人の筆記具です。
何よりも、なんだか気持ちがあがります。ボールペンにも言えることですが、気持ちがあがることが何よりも大事です。万年筆については、また改めて記事を書きますね!
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最後にお知らせです!
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最後に|あなたにとって“書いていて楽しい”1本を✨
この記事が、あなたにぴったりのペンと出会うきっかけになれば幸いです。
楽しく、美しく、書ける最適な一本が見つかったら教えてくださいね!
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